目次
Ⅰ・医学偉人伝－杉田玄白－
（１）親父の背中を見た玄白、医の道へ…
（２）『解体新書』誕生伝
（３）事前対策もバツグン！『解体約図』とは?!
（４）その後の玄白…地域医療に精進！
（５）玄白、あなたは福井県の誇りです!!
（６）解剖学に関する医学書の買取価格と買取事項
Ⅱ・福井県内の医歯薬系大学
（１）医学部一本、福井大学！医療系学校もございます!!
（２）受験用参考書・問題集に関する買取価格と買取事項
Ⅰ・医学偉人伝－杉田玄白－
（１）親父の背中を見た玄白、医の道へ…
杉田玄白は、現在の福井県小浜市に当たる若狭国小浜の藩医・杉田甫仙の子として江戸で生を受けました。1740年、一家で小浜へ移り、５年間過ごしました。玄白は父と同じく医の道を志願し、奥医の西玄哲のもとで医学修行を始めました。
1752年に小浜藩医となった玄白は上屋敷に勤め、５年後には江戸は日本橋にて開業しました。
1769年に父が亡くなったため、家督を継ぐべく藩主・酒井家の侍医となり、新大橋の中屋敷へ詰めました。
（２）『解体新書』誕生伝
1771年、小浜藩医の中川淳庵にオランダの蘭方医学書『ターヘルアナトミア』を見せられた玄白は、オランダ語の本文は読めなくとも、図版の精密な解剖図に驚愕し、これを購入しました。そこで、玄白、順庵、前野良沢は「千寿骨ヶ原」（現在の東京都荒川区南千住小塚原刑場跡）にて死体の腑分けを実際に見学し、『ターヘルアナトミア』の解剖図の正確さにいたく感心したとのことです。
３人は『ターヘルアナトミア』を和訳することを決定し、玄白の執筆によって1774年に『解体新書』として発刊されました。ちなみに、『解体新書』は『ブランカール解体書』や『カスパル解体書』などの解剖系医学書が参考にされました。本文は4巻に渡り、付図は別冊として１巻にまとめられております。
（３）事前対策もバツグン！『解体約図』とは?!
『解体新書』発刊の前年、玄白らはこれを発刊するにあたって『解体約図』を発刊しているのです。これは、玄白らが従来の漢方医学と相反する内容が多いことから世間には受け入れられないと考えたからなのです。そこで、“『解体新書』が世間の需要があるか否かの確認”、“『解体新書』出版によって幕府の禁忌に触れないか否かの確認”を目的とし、『解体新書』の予告版として発刊されたのが冊子的書籍の『解体約図』なのです。
（４）その後の玄白…地域医療に精進！
結果的に『解体新書』の発刊によって国内の医学が発展したと同時に、オランダ語の理解が進みました。そして、西洋に文物を理解するベースが整ったのです。
1776年、近隣の竹本藤兵衛（500石取・旗本）の浜町拝領屋敷が500坪のうちに地借し、外宅としました。そこで医院を開業すると同時に医学塾「天心楼」を開設しました。外科にて才腕を発揮した玄白は「病客日々月々多く、毎年千人余りも療治」と称され、晩年は藩より400石に達するほどの加増を受けました。
1817年、玄白は85年の生涯を閉じました。晩年に自身の蘭学草創時のエピソードを綴った回顧録『蘭学事始』を執筆し、1869年に福沢諭吉によって公刊されました。この『蘭学事始』は再発行を重ねた結果、西洋医学導入期の当事者による貴重な史料として多くの人々に読まれました。
（５）玄白、あなたは福井県の誇りです!!
1883年に創立した福井県立小浜病院は2007年に玄白の名を冠して改称しました。その名も“杉田玄白記念 公立小浜病院”で、玄白が小浜市出身であることに因んで付けられたのです。当然、館内には玄白コーナーが設けられ、『解体新書』全５冊など貴重な資料が展示されております。
・杉田玄白記念 公立小浜病院 ：〒917-8567 福井県小浜市大手町2番2号 TEL :0770-52-0990(代)
（６）解剖学に関する医学書の買取価格と買取事項
玄白は人体解剖を実際に見学し、『解体新書』を翻訳・執筆によって医学解剖は大きく進展し、今日の我が国の医療発達の礎を築き上げました。この項では、“解体新書”を冠した医学書をはじめ、解剖学にまつわる専門書を当店の買取価格と併せてご紹介致しますので、ぜひともご参考下さい。
・『CT・MRI解体新書―正常解剖』：買取価格＝400円
・『解体新書の謎』：買取価格＝400円
・『美容の解体新書―美容家・エステティシャンのための生理・解剖学辞典』：買取価格＝500円
・『解剖学 第2版 (全国柔道整復学校協会監修教科書)』：買取価格＝1200円
・『解剖学はじめの一歩―医療職をめざす人の東大講義録』：買取価格＝600円
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Ⅱ・福井県内の医歯薬系大学
（１）医学部一本、福井大学！医療系学校もございます!!
福井県内の医歯薬系学部を設置した大学と言えば、医学部を設置した国立の福井大学のみです。がん語学系の学部を設置した大学は、敦賀市立看護大学（看護学部）、福井県立大学（看護福祉学部）の２校です。そして、看護学やリハビリテーション学、作業療法学などの医療が学べる福井医療短期大学がございます。
医療系の専門学校を下記にて一挙にまとめさせて頂きました。
大原スポーツ医療保育福祉専門学校、大原情報ビジネス専門学校福井校、福井歯科専門学校、福井市医師会看護専門学校、福井県立看護専門学校、公立若狭高等看護学院、武生看護専門学校、若狭医療福祉専門学校
歯学部を設置した大学がない分、専門学校では学ぶことができますので、福井県内で歯科衛生士を目指している方にとりましては一安心ですね。全国的に看護学系の学校は多く、福井県もかなり充実しております。
（２）受験用参考書・問題集に関する買取価格と買取事項
当店では、上記の大学をはじめとする赤本はもちろん、医師国家試験や看護師資格試験に関するテキスト、問題集、参考書も買取らせて頂きます。
まずは、福井大学医学部関係の赤本２年間分の買取価格を比較して頂きたく、下記にてまとめております。ぜひ、参考下さい。
・『福井大学(教育地域科学部・医学部〈看護学科〉・工学部) 2015年版』：買取価格＝400円
・『福井大学(医学部〈医学科〉) 2015年版)』：買取価格＝600円
・『福井大学(教育地域科学部・医学部〈看護学科〉・工学部) 2014年版』：買取価格＝300円
・『福井大学(医学部〈医学科〉) 2014年版』： 買取価格＝300円
上記以外にも、中学・高校・大学受験の参考書や問題集も大丈夫です。また「ＦＭＳメディカルラボ」
などの医師国家試験をはじめとする医療系資格の予備校テキストや問題集も買取可能です。
さらに、通信教育のテキスト類や問題集でも未使用でしたら買取可能ですので、一度お問い合わせの上、ご相談ください。
医学部をご卒業予定の学生様、他の道に進まれたために医学書や参考書、テキスト類がご不用になりま
したお客様は、あさゆう堂をご利用ください。福井県での医学書及び医療関連書の買取につきましては、
ぜひ一度お問い合わせください。
もしも、福井県にお住いのお客様で過去の買取事例が気になるようでしたら、ぜひコチラをご参考下さい。
※ただし、看護師を目指す方々に愛用されております『系統看護学講座』シリーズは当店でも買取することが多いのですが、市場にも多数出回っているため、買取価格がお安くなる可能性がございます。万が一、お売りになりたいとお考えのお客様は、ぜひ一度ご相談ください。
あさゆう堂では、あらゆる医学書を中心に様々なジャンルの専門書を買取しております。
また、大手古書チェーン店では買取不可能だったり、驚くほど安値で買取られる可能性が高い古書や洋書（海外書籍）、学術的で専門性が高い医学書や医療関連書籍、難解な専門書も喜んで買い取らせて頂きます！
そして、肝心な査定に関しましては、経験と知識豊富な店主が一点ずつ丁寧に厳選査定を致しておりますので、かなり自信があります!!
ご不用になりました医学書はもちろん、あらゆる専門書や参考書に問題集などを「お売りになりたい」、「処分してほしい」、「引き取ってもらいたい」とお考えのお客様は、ぜひ当店へご相談ください。
福井市、敦賀市、小浜市、坂井市、大野市、勝山市、越前市、鯖江市、あわら市、三方郡、大飯郡、吉田郡からの医学書や医療専門書の買取、引取、処分に関しましては、あさゆう堂をご利用ください。
兵庫県での医学書買取は、あさゆう堂まで。0120－711－723（携帯電話からでも大丈夫です！）まで、ぜひともお気軽にお問い合わせください。
兵庫県のみなさまからのご連絡を心からお待ち致しております。
