目次
Ⅰ・北海道の医学史
①・北海道医学史人物伝
(1)北海道天然痘撲滅への道程
1・ロシアで種痘術マスター?!中川五郎治
2・なぜ秘術に?!
3・奉行と医師の執念!撲滅に向けて本格化…
4・注射にまつわる書籍の買取価格一覧
(2)北の街より赤十字!
1・高度なオランダ医学を学んで語学も達者?!-高松凌雲―
2・衝撃すぎた?!凌雲のフランス留学!
3・平等精神開眼!激戦地で博愛医療…
4・献血、輸血に関する書籍の買取価格一覧
(3)150年の歴史を誇る函館病院!創設者とは?!
1・早くも才能開花!西洋医学で褒章数多?!-栗本鋤雲-
2・蝦夷地でさらなる医才を発揮!
3・北海道初の病院?!箱館医学所、建立!
4・病院経営に関する書籍の買取価格一覧
(4)現代医療を確立させた男
1・最先端医療、東大で学びました!-関場不二彦-
2・辛酸を味わって開業?!
3・大勢の北海道民を救って36年!
4・麻酔学に関する書籍の買取価格一覧
Ⅱ・北海道の医歯薬系大学
①・医学、医療を学びたい方には最適!学校が豊富です。
(1)北海道内の医歯薬系大学について
1・看護、その他の医療系もかなり充実!
2・受験用のテキスト、参考書、問題集の買取について
Ⅰ・北海道の医学史
①・北海道医学史人物伝
(1)北海道天然痘撲滅への道程
1・ロシアで種痘術マスター?!中川五郎治
1768年、陸奥国川内村(旧・盛岡藩、現・青森県むつ市川内町)に生を受けた五郎治は蝦夷地へ渡り。択捉島で漁場の番人を担当していました。が、1807年に文化露寇(フヴォストフ事件)が勃発し、ロシア軍人ニコライ・フヴォストフに番屋を襲撃された際に五郎治は捕虜としてシベリアに連行されました。
1812年、オホーツクにて種痘所を入手し、医師の助手として種痘法を習得しました。それから12年後、道内で天然痘が流行した際に五郎治は初の種痘として田中正右偉門の娘イクに施しました。
2・なぜ秘術に?!
その後も1835年、1847年に天然痘が流行した際にも種痘を実施し、多くの人命を救いました。が、五郎治はこれを秘術として伝えなかったため、ほとんどの人に知れ渡らなかったのですが、高木啓蔵や白鳥雄蔵ら函館の医師にのみ伝授されたのです。
3・奉行と医師の執念!撲滅に向けて本格化…
1857年、箱館奉行は天然痘によって多くのアイヌ人が命を落としていることを気に病みました。そこで、桑田立斎を東蝦夷地へ、深瀬洋春を西蝦夷地へ派遣し、アイヌ人や純日本人を問わずに種痘を施しました。翌年には、洋春を斜里と樺太へ、井上立長を千鳥に派遣して種痘を施しました。
さらに、この年の3月には箱館近郊の村より種痘実施の要請があったため、田沢春堂が巡回種痘を行いました。大規模な種痘が行われたのは、国内初だったのです。こうして、五郎治が道内にて行った種痘は多くの医師たちに受け継がれ、各所で積極的に行ったことによって道内での天然痘はほぼ撲滅されたのです。
4・注射にまつわる書籍の買取価格一覧
当店では、注射に関する書籍も買取らせて頂きます。下記にて書籍を買取価格と同時にまとめておりますので、ぜひともご参考下さい。
・『写真とイラストでよくわかる!注射・採血法-適切な進め方と安全管理のポイント』:買取価格=1000円
・『注射薬調剤監査マニュアル 第4版』:買取価格=3000円
・『筋骨格注射スキル―注射の原理原則と部位別実践テクニック』:買取価格=1000円
・『病院・薬局実務シリーズII注射薬調剤 基本と実践』:買取価格=300円
・『痛みの注射法アトラス』:買取価格=1200円
北海道にて医学書買取をご希望のお客様の中で、道内の過去の買取事例が気になるようでしたら、コチラをご確認ください。北海道にお住いの方で読まなくなった医学書をお持ちでしたら、あさゆう堂までお気軽にご相談ください。
(2)北の街より赤十字!
1・高度なオランダ医学を学んで語学も達者?!-高松凌雲-
1836年、筑後国(現・福岡県)で生を受け、22歳の頃に江戸在住の兄・古屋佐久左衛門を頼って上京し、この頃より医師になることを決意したのです。その直後、オランダ医学者の石川桜所に入門し、オランダ医学を徹底指導されました。さらに、大坂の適塾では緒方洪庵の指導も受けました。よって、西洋医学の知識を発揮する一方でオランダ語も流暢に話せるようになりました。さらに、幕府が主催した英学所で英語も習得しました。
2・衝撃すぎた?!凌雲のフランス留学!
1867年、日本も参加した万国博覧会がパリにて開催され、凌雲は西洋医学と語学力を買われ、日本代表団の随行医として渡仏し、万博終了後も残留することを言い渡され、“神の家”を意味する「オテル・デュウ」という病院に留学したのです。そこに併設された貧民病院で行われた医療サービス(民間病院であるにも関わらず国からの援助を一切受けず、医療設備も十分に備えられ、患者への無料診察も行う)に衝撃を受けるも、留学生活は1年半で終わらざるをえなくなったのです。
3・平等精神開眼!激戦地で博愛医療…
凌雲が帰国した頃、幕府は崩壊していました。蝦夷地に幕臣を作ろうとしていた榎本武揚らと合流し、五稜郭の戦い(箱館戦争)に医師として参加するべく開洋丸に乗船して蝦夷地に向かいました。
箱館入りした凌雲は箱館病院の院長に就任し、分院にて勤務しました。そして、傷病兵を敵味方と分け隔てることなく治療に専念し、その数は1340人にのぼりました。この医療活動こそ日本初の赤十字の精神が生かされた最大の出来事だったのです。旧幕府側の敗北によって終結後、高度な医学知識を備えた凌雲の医療活動は新政府より高く評価されました。後に、凌雲の影響を受けた佐野常民が日本赤十字社を創設させ、今日に至っておりますが、“最初の赤十字思想の実践の地”は北海道・箱館なのです。
4・献血、輸血に関する書籍の買取価格一覧
凌雲が箱館で発揮させた赤十字の精神。赤十字の印象として挙げられるのは、やはり“献血や輸血”ですよね。献血や輸血に関する書籍も多く発売されており、専門性が高い書籍も非常に多いです。そんな献血・輸血に関する書籍の買取も当店にお任せください。書籍と買取価格の一例をピックアップしましたので、下記をご参考下さい。
・『最新版献血と輸血のすべて』:買取価格=200円
・『流通する「人体」―献体・献血・臓器提供の歴史』:買取価格=300円
・『よくわかる輸血学 改訂版』:買取価格=1000円
・『スタンダード輸血検査テキスト』:買取価格=1200円
・『安全・安心ナースのための輸血ケア』:買取価格=200円
北海道にお住いの方で医学書の高価買取をご希望でしたら、ぜひ一度あさゆう堂へご相談ください。
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(3)150年の歴史を誇る函館病院!創設者とは?!
1・早くも才能開花!西洋医学で褒章数多?!-栗本鋤雲-
凌雲が五稜郭の戦い時に箱館病院の院長を務めたことについて触れましたので、この項では箱館病院の原点と創立者・栗本鋤雲についてスポットを当ててまいります。
2・辛酸を味わって開業?!
鋤雲は1822年に江戸幕府の医官だった喜多川槐園の三男として江戸小川町裏猿楽町(現・千代田区山猿楽町)に生を受けました。1848年に幕府の奥詰医師(将軍家を中心に医療活動する幕府お抱えの医師の意)に昇格後、幕府より褒章を授与されるなど医師としての腕前を讃えられたのです。
幕府によって西洋医学の習得を禁じられていたにも関わらず、西洋船「観光丸」乗船を志願したことがきっかけで奥詰医師を解任されました。1858年、一年間の謹慎生活を終えた鋤雲は、蝦夷地在住を命じられ、函館に赴任したのです。
2・蝦夷地でさらなる医才を発揮!
蝦夷には、本州ではお目にかかることのできない薬草が豊富だったため、鋤雲はこれを幕府へ献上するや将軍使用薬として指定されたのです。さらに、七重村(現・七飯町)の気候や地質が薬草栽培に相応しいと知るや「七重薬園」を経営しました。
3・北海道初の病院?!箱館医学所、建立!
1861年、鋤雲が提唱し、多数の医師たちの協力によって北海道初の官立病院として箱館医学所を箱館山上町(現・弥生町)に創立されました。1869年に函館病院に改称し、2000年には市内港町に移転後も高度かつ最先端医療を担い、150年以上の歴史を誇る北海道最古の病院として今もなお北海道の医療において大きな役割を担っております。
4・病院経営に関する書籍の買取価格一覧
この項では、病院経営に関する書籍をピックアップし、下記にてまとめてみました。もちろん当店での買取も可能ですので、ぜひ一度ご参考下さい。
・『医療経営コンサルタントが紐解く 病院経営のしくみ』:買取価格=1000円
・『だれでもわかる!医療現場のための病院経営のしくみ 改訂2版』:買取価格=300円
・『数多くの実績に基づく 病院経営の効率化・損益改善の実践ノウハウ』:買取価格=300円
・『戦略的病院経営マネジメント―医療の質と経済性の両立をめざす』:買取価格=500円
・『病院経営のための財務会計・管理会計―経営改革に役立つ基礎知識』:買取価格=500円
「故人様が生前に大切に扱われていました書籍を引取って欲しい…」とお考えのお客様は、ぜひ一度あさゆう堂にご相談ください。北海道での医学書の買取、引取は、あさゆう堂までお気軽にご連絡ください。
(4)現代医療を確立させた男
1・最先端医療、東大で学びました!-関場不二彦-
1865年、陸奥国会津に生を受けた不二彦は斗南藩領へ移住後に上京し、1882年に東京帝国大学医科大学予科(現・東京大学医学部)に入学しました。当時、日本で最先端の医療を学び、卒業後は医科大学病院でドイツ人の外科医ユリウス・カール・スクリバの助手として勤務し、外科医学を学びました。
2・辛酸を味わって開業?!
北海道へ出向を命じられた不二彦は、札幌病院の副院長に就任しました。が、当時の北海道は1700人の患者に対し、医師は1人という状態でしたので、他の医師同様に不二彦も激務を強いられたのです。これらに対する区役所の対応や新聞での批判に不満を募らせた不二彦は、ついに札幌病院を辞職した後に関場病院(後に北海病院、北辰病院へ改称)を開業しました。
3・大勢の北海道民を救って36年!
不二彦は36年間の医師生活の中で、麻酔を要した手術だけでも19047人を担当しました。そして、札幌医学会々頭、北海道医師会々長を歴任し、さらに「北海医報」(現・「北海道医報」)を発刊するなど北海道の医療に大きく貢献されたのです。
4・麻酔学に関する書籍の買取価格一覧
当店では、麻酔学にまつわる書籍を喜んで買取らせて頂きます。下記にて麻酔学にまつわる書籍と買取価格をまとめてみましたので、ぜひご参考下さい。
・『麻酔科研修チェックノート 改訂第4版』:買取価格=1000円
・『一気に上級者になるための麻酔科のテクニック 第2版』:買取価格=1200円
・『心臓麻酔ポケットマニュアル』:買取価格=1500円
・『若い医師のための麻酔科学【三訂版】』:1500円
・『新超音波ガイド下 区域麻酔法』:3500円
北海道にて病院や診療所、クリニックを移転または閉院することで大規模な買取をご希望の場合でもダンボール30箱から50箱の手配も可能です。ご不用な医学書がございましたら、あさゆう堂へお問い合わせ願います。
また、「医学書を買取って欲しいけど冊数が多すぎて持ち運びが大変!」だとおっしゃる北海道にお住いのお客様は、あさゆう堂の宅配買取サービスをご利用ください。
他にも、お引越しなどの際にご不用になった医学書を処分してほしいとお考えのお客様もお気軽にお問い合わせください!北海道での医学書買取は、あさゆう堂です。
Ⅱ・北海道の医歯薬系大学
①・医学、医療を学びたい方には最適!学校が豊富です。
(1)北海道内の医歯薬系大学について
1・看護、その他の医療系もかなり充実!
北海道には医歯薬系の学部が設置された大学が豊富ですが、看護系やその他の医療系の学部も含めますとかなりバラエティーに富んでおります。その内訳を下記にてまとめてみました。
【医学部】北海道大学、旭川医科大学、札幌医科大学
【歯学部】北海道大学、北海道医療大学、北海道薬科大学
【保系医療系学部】札幌医科大学(保健医療学部)、名寄市立大学(保健福祉学部)、旭川大学(保健福祉学部)、日本医療大学(保健医療学部)、北海道科学大学(保健医療学部)、北海道情報大学(医療情報学部)
【看護学部】札幌市立大学、札幌保健医療、天使大学(看護栄養学部)、日本赤十字北海道看護大学、北海
道医療大学(看護福祉学部)
【獣医学部】北海道大学、酪農学園大学(獣医学郡)
また、医療系の専門学校に関しましては80校を超え、非常に充実しております。
2・受験用のテキスト、参考書、問題集の買取について
当店では、上記をはじめとする大学の赤本をはじめ、医師国家試験や看護師資格などのテキストや問題集、
参考書などあらゆる受験用参考書や問題集も買取らせて頂きます。もちろん、中学・高校・大学受験の参
考書や問題集も大丈夫です。
また「FMSメディカルラボ」や「LEC」など医師国家試験をはじめとする医療系資格の予備校テキスト
や問題集、医学部学士編入対策河合塾KALSなどのテキストや問題集も買取可能です。
医学部をご卒業予定の学生様をはじめ、他の道に進まれたことによって医学書や参考書、テキスト類がご
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きましては、ぜひ一度お問い合わせください。
当店では、様々な医学書をはじめ、学術向けの医療書籍、医療資格
系の参考書や過去問題集を買取致します。これらの書籍がご不用に
なりましたら、ぜひ当店をご利用ください。
査定に関しましては、誠実に対応させていただきます。
札幌市、旭川市、函館市、掛川市、釧路市、小樽市、室蘭市、稚内
市からの医学書買取は、あさゆう堂へお問い合わせください。
北海道での医学書買取は、あさゆう堂にお任せください。